rnoは果物屋

20代会社員男の生き様。趣味(テレビ・ラジオ)を中心にさらけだす。

読み聞かせの前に大人が絵本を理解しましょう!大人になって読む絵本「ねないこだれだ」

こんにちは。

 

今回紹介する絵本はねないこだれだです。 

 

そもそもねないこだれだってどんな話か覚えていますか?

 

なんとなくストーリーは覚えている人が多いと思いますが、幼い頃読んだ絵本を大人になって読むと全く別物に感じるんです。

 

ストーリー

メッセージ性

作り込まれた絵

 

あれ、こんな感じだったっかなという新しい発見・見方があって面白いです。

当時は全く気にした事なかったのですが、絵本って思っている以上に深いんです。

 

また、子どもに読み聞かせをする前に大人が絵本を理解し、要点を押さえた上で読み聞かせてあげることで一生記憶に残る教材になります。

 

現に自分は幼い頃の記憶はあまりありませんが、絵本の内容やどんな感じで読んでもらっていたかは鮮明に覚えています。

 

そんな記憶の中にある絵本の記憶を今一度呼び覚まし、懐かしさとともにあの頃とは違った目線で絵本を考えていきたいと思います。

 

絵本の中ではほぼ全てが平仮名ですが、ここでは漢字に変換し、大人でも読みやすくしてみようと思います。

 

 

物語

時計が鳴ります  

ボン ボン ボン・・・・・

 

こんな時間に起きてるのは誰だ?

 

 ふくろうに みみずく

 

くろねこ どらねこ

 

いたずらねずみ

 

それとも泥棒・・・・・

 

いえ いえ 夜中は おばけの 時間

 

あれ あれ あれれ・・・・・

 

夜中に 遊ぶ子は おばけに おなり

 

おばけの 世界へ 飛んでいけ

 

おばけに なって 飛んでいけ

 

 

 

 

ストーリー性

こうやって読み返してみると、昔は気づくことのなかったポイントがいくつもあります。

 

ねないこだれだ」ってすごく短い!

 

確かに対象年齢は2歳頃なので絵本としては初級な作品ですが、もっと長い話だと思っていました。

 

子供が怖いと思うようなものが順番に紹介され、最後はお化けが登場します。

 

夜更かしをする子どもをおばけの世界に連れ去ってしまうというストーリーは記憶にある通りです。

 

最初は時計の音から始まり、鳥→猫→ねずみ→泥棒→おばけ

の順に徐々に怖いもののレベルが上がっていっています。

 

また、物語は状況の説明文ではなく、おばけの語り口調で進んでいることが分かります。

 

 

気づき・読み聞かせのポイント

この本のポイントはストーリーの理解というよりも子どもにどれだけ怖い話なのかを理解してもらうこと。

 

2歳の子どもに深い内容理解まで求められませんので、

「夜更かしはダメなんだよ」

というメッセージが伝わることが一番でしょう。

 

そして、僕がこの本の話がもっと長いと思っていたというのには訳があります。

 

それは、作中の文字と文字の間に間隔が開いているということ。

(ブログ本文ではスペースで表現している箇所が絵本でも同様に空いています)

 

これは文字数が少ないから間隔を取っているのではなく

「ゆっくりと読んでください」

ということを暗示しているためであると考えられます。

 

時計の「ボンボンボン」も「のらねこ どらねこ」もゆっくり雰囲気を作りながら読めば怖い話なんだという雰囲気は伝わります。

 

また、最も伝えたいのは「夜更かしをせずに寝ましょう」という内容なので、

「あれ あれ あれれ」のセリフは

おばけがおばけの世界へ連れていくことのできる子どもを見つけた!

という気持ちと

なんでこんな時間に起きてるの?

という夜更かしをするのは悪い子なんだという気持ちを混ぜた感情で読んであげると良いのではないでしょうか。

 

 

番外編

最初に出てくる怖いものの代名詞「時計」ですが、かなり古い形のものですね。

 

最近はこの作品に出てくるような時計を置いている家は少なくなってきていると思うので、その辺は説明が必要かな?笑

 

おばあちゃんの家にあるとかならまだ伝わりそうですが、全く知らない子の場合はいかに怖い感じでボンボンボンのセリフを読むかがポイントになってくる気がします。

 

 

 

この絵本怖いなっていう記憶はありませんか?

 

それなのに何回も読んでって親にせがんでいたことをおぼろげな記憶の中で覚えています。

 

怖いけど見たいという感情が生まれたのはこの絵本に出会ったからじゃないかなと思っています。

 

読み終わったら怖い気持ちになるのに何度も見返してしまう、そんな可愛さや中毒性のある絵本なんじゃないかなと思うわけです。

 

 ちょっと怖い絵本って他にもあると思いますが、鮮明に記憶に残っているのはこの一冊です。

それだけ子どもの頃はこの絵本が好きで何回も見ていたのでしょう。笑

 

 

今はホラー映画とかちょっと怖いテレビ番組を見るのは苦手ですが、それでも少しだけ番組を覗きたくなってしまう感情を持っているのはここがルーツなのかな?

 

 

まとめ

ねないこだれだ」は子どもにとって怖い内容の絵本です。

けれど何度も読み返したくなってしまうような中毒性のある人気絵本でもあります。

 

ポイントを抑えて読み聞かせてあげることで、親が期待する効果を子どもに与えることができますし、子どもたちももっと聞きたいと思ってくれるはずです。

 

是非読み聞かせる前に1度事前に読んでみてください。

 

大人になってから見る絵本は、これまで自分が想像していた内容と違うはずです。

 

また、読み終わった後に子どもさんに感想を聞く中で気付きをリードしてあげ、

ただ読み聞かせをするだけよりも深いところまで物語を伝えるととても良い教材になりそうです。