Boss E・ZO FUKUOKAのチームラボ 「フォレスト」
2020年夏にオープンした
Boss E・ZO FUKUOKA
その中のあアトラクションに一つに
チームラボ フォレストがあります。
九州でチームラボの大型展示が観れるのは「佐賀」と「福岡」だけです。
その中でも室内で体験することができるのはBoss E・ZO FUKUOKAの「フォレスト」のみです。
Instagramに興味がない人でも絶対に映える写真を撮りたくなるような神秘的な空間を生み出すチームラボの展示「フォレスト」について紹介していきます。
Boss E・ZO FUKUOKAとは
Boss E・ZO FUKUOKAは2020年7月21日にオープンした福岡ソフトバンクホークスが手掛けるエンターテインメント施設です。
日本初の絶景アトラクションやチームラボの施設、多彩なエンタメコンテンツを楽しむことができる施設です。
福岡ソフトバンクホークスの本拠地である「PayPayドーム」に隣接しており、大型商業施設「マーク イズ 福岡ももち(MARK IS 福岡ももち)」やヒルトン福岡シーホーク、シーサイドももち海浜公園などが周辺に位置します。
teamLab Forest
チームラボフォレストは、チームラボによる「捕まえて集める森」と「運動の森」からなる新しいミュージアムです。
チケットは事前に購入することもできますし、当日購入することもできます。
どちらもチケット購入時にアトラクション時間を指定する必要があるので、展示は閉鎖的な空間ですが三密を気にすることなく展示を満喫することができます。
また、「運動の森」は足場が不安定な場所があるため高めのサンダルやヒールを履いていくと貸し出しの靴に履き替えることになります。
足元はおしゃれにしすぎず、思いっきり体を動かせる服装で行きましょう。
捕まえて集める森
「捕まえて集める森」は「捕まえ、観察し、解き放つ」をコンセプトに、自らの身体で探索し、発見し、捕まえ、そして、自ら捕まえたものをきっかけに興味を広げていくことを主眼とした新しい「学びの空間」を演出しています。
スマートフォンを片手に探索し、様々な動物を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑を作っていくことができます。
専用のアプリをインストールすることで森の中に生息する生き物を観察するだけではなく、その幻想的な森林風景を観て楽しむこともできます。
捕まえて集める森を体験
捕まえて集める森に入ると色鮮やかで幻想的な風景が広がります。
足元にも森が投影されていますし、所々に鏡もあるのでこの世界がどこまでも続いているような感覚になります。
そして、森の中には様々な生き物が生息しています。
陸上動物だけでなく、水の中の生き物もいるので驚きです。
また、時間と共に色が変化したり出現している動物が変化したりと、美しい世界をゆったりした時間の中で楽しむこともできます。
入館前にインストールしたチームラボフォレスト専用のアプリを使用して動物を捕まえることができます。
陸の動物には矢を放ち、水中の生き物には網を投げることで捕まえることができます。
ポケモンGOみたいな感じですね。
僕もついついこの世界に熱中してしまいました。
動物たちも常に動いているので近くで観察したり、遠くから全体を見渡したり、ずっといても全く飽きません。
捕まえるとどんな生き物かアプリで確認することができます。
また、確認が終わったら捕まえた動物を森に帰すことでもう一度自然の中にいる動物を観察することもできるのです。
注意事項は、かなり通信環境が悪いということです。笑
おそらくBluetoothで通信していると思われるのですが、僕は全くアプリが自分の位置を取得することができずほとんど動物を捕まえることができませんでした。。。
(僕は3/59種類しか捕まえられていません。)
たくさん捕まえなきゃと意気込んでしまったら悲しい結果になるかもしれませんので、もし捕まえられなかったら自然の中の動物観察や自然の風景を楽しみましょう。
運動の森
「運動の森」は、「身体で世界を捉え、立体的に考える」をコンセプトに、空間認識能力を鍛える新しい「創造的運動空間」です。
複雑で立体的な空間で、強い身体を伴って、身体ごとインタラクティブな世界に没入します。
自分の身体がアートの世界にそのまま入ったような感覚になり、チームラボの世界を全身で感じることができます。
運動の森を体験
まずお出迎えしてくれるのは鮮やかに彩られた道です。
歩くと足の周りで光が動き、本当に光の川を歩いているような感覚になります。
一直線に見えますが道はかなり起伏がり、トランポリンのような素材でできているので足元には要注意です。
動きやすい靴じゃないと入館できないのは納得です。
どのフロアに行っても空間が全てアートです。
単に色鮮やかというわけではなく、統率のある光のアートという方がふさわしいと思います。
一気に風景が変わることもあれば、ゆっくり色が変化することもあり、自分が今どんな時間の流れの中にいるのか分からなくなってしまうような感じです。
様々な時間と風景の中を歩いていくことで異空間に迷い込んだような気持ちになるところがチームラボの展示の素晴らしさです。
個人的に一番好きだったのは↓のバルーンの部屋です。
大小様々な卵型のバルーンが部屋中に広がっているのですが、時間と共に色が変化しながら空中を漂います。
バルーンに見惚れていると部屋の入り口が分からなくなります。
一部屋で完成された異空間を作ることに成功していると言えると思います。
光の変化もある一箇所から一気に広がっていきます。
まるで水面の波紋のように広がっていくその様子から、部屋中のバルーンも自分も鏡に写った風景も含め全てが繋がっていることを感じることのできる不思議な空間です。
感想
チームラボの幻想的な空間を全身で楽しむことのできるアトラクションです。
Boss E・ZO FUKUOKAには他にも様々なアトラクションがありますが、チームラボフォレストには絶対に行っておいと方が良いと思います。
これで満足しない人はいないのではないでしょうか。
同じ九州でも佐賀にある御船山の展示に比べると確かに規模は小さく、物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、室内であることを存分に利用した体験型の展示となっています。
展示と自分がアートの一部となって初めて完成する神秘的な世界を是非体験してみてください。
僕みたいに写真初心者でもなんとなくでいい雰囲気の写真を撮れるので、個人的にはそれだけでも満足です。